睡眠薬は効果で選ぶのがベスト。買う前に知っておきたいタイプの違い

睡眠薬は効果で選ぶのがベスト。買う前に知っておきたいタイプの違い

睡眠薬には様々なタイプがあり、有効成分が違えば効果も違います。
より効率的に不眠症を改善するためには、睡眠薬のタイプを理解して使い分けることが大切です。

この記事で紹介していること
✔睡眠薬のタイプの違い
✔不眠症の症状に合う睡眠薬選びのコツ

種類が多い睡眠薬。何を選べば良いか迷ってしまうこともあるでしょう。
それぞれの特徴をわかりやすくまとめているので、ぜひ参考にしてください。

睡眠薬は主に4タイプ。異なる特徴に注目しよう

睡眠薬のタイプの違い
不眠症の改善目的で用いられる睡眠薬は、4つのタイプに分けることができます。

①ベンゾジアゼピン系
②非ベンゾジアゼピン系
③メラトニン受容体作動薬
④オレキシン受容体拮抗薬

もう1つバルビツール酸系があるのですが、依存性や副作用のリスクが高く、死亡例も報告されています。現在ではほぼ使用されません。

日本の医療機関では上記の4タイプが主流です。それぞれの特徴を比較してみましょう。

ベンゾジアゼピン系の特徴

脳に作用してその機能を抑え眠気を起こします
日本では1960年頃に認可され、現在でも多くの医療機関で扱われています。

効果が高く様々な睡眠障害に適しており、種類も豊富なので処方されることが多い存在です。

主な商品名
ハルシオン、レンドルミン、ロラメット、ドラール など

非ベンゾジアゼピン系の特徴

作用自体はベンゾジアゼピン系と同等ですが、即効性があり、副作用や依存性が軽減されています。
その安全性の高さから高齢者などに処方されることが多いのも特徴的です。

主な商品名
マイスリー、アモバン、ルネスタ など

メラトニン受容体作動薬の特徴

メラトニンは睡眠に欠かせないホルモンです。その働きを活性化させることで体内時計を改善し、睡眠のリズムを正す作用があります。
自然な睡眠を促すため安全性が高いとされています。

ただし即効性はないため、人によっては効果が弱いと感じることもあるでしょう。

主な商品名
ロゼレム(ラメルテオン) など

オレキシン受容体拮抗薬の特徴

覚醒時(起きている時)に働くオレキシンという成分の働きを阻害し、眠気を起こします
脳に作用するわけではないため、こちらも高い安全性を持つ睡眠薬です。

主な商品名
ベルソムラ(スボレキサント) など

不眠の症状に合う睡眠薬はどれ?

4タイプある睡眠薬ですが、商品の種類が多いのはベンゾジアゼピン系/非ベンゾジアゼピン系の2つです。
この2つの中からご自身に合う薬を選ぶなら、作用時間に注目するといいでしょう。

作用時間 主な商品名
超短時間型(2~4時間) アモバン、ルネスタ、ソナタ、ハルシオン など
短時間型(4~6時間) ロラメット、レンドルミン、リスミー など
中時間型(12~24時間) サイレース、ユーロジン など
長時間型(24時間以上) ドラール など

入眠障害には超短時間/短時間型、早朝覚醒には中時間型というように、不眠症の症状と作用時間を照らし合わせることで最適な薬が見つかります。

▶詳しい不眠症の症状についてはコチラをご覧ください。

初心者には超短時間型がオススメ

初めて睡眠薬を購入するなら作用時間が短いタイプがおすすめです。副作用や依存性のリスクが低く、初心者であっても安心して服用できます。

特に非ベンゾジアゼピン系であるルネスタなどは安全性が高く、多くの人に飲まれています。

最初から中時間型以上の薬を選んでしまうと、副作用が出やくなる可能性も考えられるため、まずはリスクの低いものを試してみるといいでしょう。